想いの家(古民家改修)
築年数不明の古民家。
玄関には大きな臼が置いてあり、式台は幅広のケヤキの床板、軒が深く、軒先がせり出した瓦屋根はとても風格があります。
とてもとても広いこの家。2階はがらんどうになっています。
「これから自分たちでぼちぼち整えていきます」と購入されたご主人。
建物で一番大切な「雨仕舞」雨から建物を守る屋根の補修はプロにお任せ。
かなり老朽化していました。風格を変えずに補修していきます。
長年持ちこたえた土壁もポロポロとしてきています。
創和は床と壁の下地まで。それから1階と2階が行き来できるよう、もう一カ所階段を新設します。
ここから先は施主さんが150㎡(約45坪)、杉床を貼ります!
床を貼り終え、プラネットカラーで塗装。そして薪ストーブ設置、火入れ式です。
これから壁の漆喰ぬり、そして部屋にするべく間仕切りと天井作り。まだまだセルフ工事が楽しめそうです。
かつての住まい手さんの「想い」が詰まった家を大切に守り抜いていきます。