吉野のおうち
藤野地区、吉野。
築41年の戸建住宅。こだわって作られてきたのがよくわかる建物です。
購入の決め手は「家の中に木がたくさん使われているから」。
ご夫婦共、自然のぬくもりを大切にされる方です。
きっとこの家でお子様の成長を見守りながら、生活を楽しまれる家族の絵が想像できたのだと思います。
おおきく間取を変更しました。
浴室洗面トイレとキッチンの場所を入れ替え、子どもたちとくつろげる広いリビングをとれる間取としました。
痛んでいるところや、間取を変更するところで建物が弱くなりそうな部分は修繕と補強をしていきます。
大きな間取変更に加えて、薪ストーブ用の煙突工事、アルミの玄関引き戸を木製引戸に交換など、工事内容盛りだくさんです。
お施主さんも工事に参戦です。キッチンのタイル貼り、漆喰、この家の購入の決め手となった壁に貼ってあった木のパネルを解体屋さにきれいにはがしておいてもらい、薪ストーブの後ろ側の壁に張っていくなどセルフビルドを進めていきます。
こうして出来上がった「吉野のおうち」、この後もお施主さんがウッドデッキや薪棚を作ったりと、セルフビルドは続きます。
暖かく、ぬくもりのある吉野のおうち、その後も家族5人の手で育ってます。