耕地の家(古民家改修)
築年数約200年の古民家の改修です。
亡先代が水回りだけリフォームしていた古民家。
「一部屋だけ使えるようにして(お孫さん世代が)住みたい…」ということから始まったリノベーション計画。そこから発展して、ご両親も住める家に…カフェもできるようにしておきたい…と、どんどん変化していき、大プロジェクトになりました。工事期間は約9ケ月。
川の近くに家があり、何度か水害に会い、家の中央が坂道状態。下がだいぶ痛んでいます。
でも二階には立派な梁があり、なんとも見ごたえがあります。建物の歴史を感じます。
屋根もやり替えです。茅葺屋根だったので下地からやり替えです。解体しながら屋根を作っていきます。
柱もあっちこっち向いているので、壁を作るのも時間がかかります。
梁も曲がっているので、石膏ボードを曲がりなりに貼るのもとても時間がかかります。
漆喰は家族総出で下地からすべてセルフビルドです。塗り方だけレクチャーします。皆さん真剣!
たくさんの方にかかわっていただき、無事完成です。
棟梁と監督に神棚と火の神様をつけてもらいました。
古い部分を残してのリノベーション。
大工さんには苦労をかけました。最後はみな揃って笑顔で一本締め!
耕地の家が先へ先へと繋がります。