藤野 ひづれの古民家
築年数不明の古民家。
長く続いている旧家の実家、大工さんがしっかり造っている古民家。
しかしもう住むことはない、取り壊すのは忍びない…であれば、移住者の多い藤野。
古民家を求めて家探しに来れる方も多くいらっしゃいます。
だったらリノベーションして賃貸でお貸ししましょう!ということになりました。
典型的な田の字型間取り(和室が4間、田の漢字と同じようにつながっている間取り)。
雰囲気を充分に残し、少しだけ便利に使えるよう、水廻りは一新。床は2室は畳のまま、1室とLDKは杉床に張替をします。
床を剥がすと土台の痛みが激しく、土台からの交換になりました。
昔の建物は床下が高いです。しっかりと通気をとることで建物を守ります。
手を入れてメンテナンスをし、人が家に住むことで、また何十年も先代からの古民家が引き継がれていきます。