季彩る栖
相模原駅近くのマンション群の一角。
マンションの一室とは思えない自然素材たっぷりの部屋になりました。
住み替えではなく、住んでいた場所だからわかる「住みにくさ」
部屋が細切れで使いづらい、収納が少ない、キッチンが暗い‥
そんなところを改善しつつ、明るい空間と回遊動線のある間取りになりました。
マンションリノベーションの間取り変更は、水廻りの配管の制限はありますが、間仕切りは自由自在になることが多く、お好きな空間をつくることができます。
今まで住んでいた空間なので、どこに何を収納しよう?と、お客さまと考えながらプランを進めていきました。
収納スペースを増やすために、奥様とあれこれ考えましたが、最終的には「シンプル」な形におさまりました
造りこみすぎないようにすることで、フレキシブルに収納や空間が変化できます。
お子さまが成長していくと、家族それぞれの居る場所も変わってきます。
そんな変化も楽しみつつ、自然素材に囲まれた、室内だけど森の中にいるような感覚になります。
Nさまに、「家の名前何にしましょう?」と伺うと、「季彩る栖(ときいろどるすみか)」という素敵な名前をつけていただきました。
「朝陽が映る爽やかな木肌、夕陽が差込んでオレンジ色に染まる温もり、その一瞬ひと時、四季折々の表情を豊かに彩る自然と調和された栖。いついつまでも木の年輪のように重ねて多彩な模様をつくり、そこに居て落ち着くような場所」こんなイメージからつけられた名前です。
経年変化が楽しみな空間となりました。