山田の家
祖父から譲り受けた築46年の家。
ご両親が同じ敷地内に別棟で住んでいます。
新築か?リノベーションか? 耐震性も心配です。
書類がまだまだあいまいだった46年前。調べていくと、確認申請の書類もしっかり残っていて、増築にする時にもきちんと確認申請を出していました。
きっとおじい様が、家を大切にし、長く住み繋いでほしいと孫たちに残してくれたのでは…?
これは…孫夫婦とひ孫3人が、健康で快適に住める家に、リノベーションして住み繋ぐしかないでしょ!と。
そこで、藤野観光協会が中心となって藤野・津久井・相模原地区の銀行・不動産・設計士・工務店・製材所・職人さんがチームを組んで、国土交通省から全国で39団体から選ばれた「良質ストック形成事業者団体=”里まっち”」の補助金を使うことにしました。
まずはインスペクション・耐震診断を行います。
懐かしい間取りと素材を解体し、配管・配線・断熱材もしっかり入れ替えます。
杉の床としらす壁、天井は杉の羽目板を貼り、しっとりとした気持ちのよい空間がしあがりました。
施工前 施工後
4世代が繋がる家で、自然素材で囲まれた気持ちの良い空間で住み繋いでいきます。