2018年03月05日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
相模原市 スケルトンリノベーションが完成
相模原に祖父母が住んでいた築46年の家を、孫家族がリノベーションして住みつなぐ「山田の家」が完成しました。
孫家族といっても30代のご夫婦と未就学児のお子様が3人。同じ敷地に別棟でご両親が住んでいます。
「築46年…リノベーションか、新築か。。。」まずはぶち当たる壁です。
そこでインスペクション(建物診断)と耐震診断を実施、もちろん劣化もあり、耐震性能は現在の建築基準法を満たすものではありません。
1階が27坪・2階が13坪あるボリュームある建物です。新築で同じ立坪、自然素材の家を建てようとしたら総予算はかなりアップします。それならば、祖父母もご両親も、4世代がかかわりのあったこの建物を生かして住み繫ごう!ということになりました。
1階の和室2室と2階の和室1室は手を付けないこととし、耐震性能を上げる、住みやすい間取りにする、自然素材を使い気持ちの良い空間にする、断熱性能を上げることをポイントにし、リノベーションプランしました。
まずは解体。必要な骨組みを残しスケルトン状態です。「え⁉こんな風になってたの?」開けてびっくり…はリノベーションにはつきもの。そのたびに監督と職人たち、お客さんに相談しながら解決していきます。
新築と違い、古い部分と新しく造るところ、歪みを調整しながらすすめます。リノベーションならではの難しさがあります。
そこは職人たちの腕の見せ所、後は造るのみ!
そして、完成!
床は杉材、壁はしらす壁・水廻りは漆喰塗り、天井は杉と和紙貼です。
ここで家族5人の生活がスタートします。
4世代目のお子さん3人が、健やかに成長されることを祈ります!