2016年01月17日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
自然素材で子供部屋を増築
「お神楽」と聞いて、何を思い出しますか?
神社での舞?と思いますよね。
建築で「お神楽」というと、1階の上に2階を増築することをいいます。
今回は「お神楽」で3室だった2階の部屋を4室+収納にする工事です。
1階の屋根を取り壊し、2階の骨組みを組んでいく…天気の具合を見ながら工事を進めないと、1階の部屋がとんでもないことになってしまいます(汗)。
しかし、今回は施主さんの行いが良かったためか、雨にも降られず、2階の骨組みが組みあがり、しっかり雨仕舞いができ、工事が順調に進みました(出際よく仕事を進めてくれた大工さんたちにも感謝!)。
仕上がった小学校5年生のお嬢さんの部屋です。
絵が上手なんですよね~。
チョークで書いたとは思えない細かさ。すぐに「ハガキ」とわかります。
こちらは御夫婦の寝室。
そして、増築して少しだけ狭くなったご主人の部屋。
9年前に建てた時の仕様は、床は無垢杉材、壁は珪藻土です。
新建材の床材だったら、9年前の商品では品番や品揃えが変わってしまっているので、同じもので張り替えるということは出来なかったしょう。
そこは無垢材!年数が経っても同じ材種の床材を貼れば、違和感なく馴染みます。
手前が9年前の床。奥が今回張った杉の無垢材です。
ほどんど区別がつきませんね。
壁材もそうです。クロスだと年数が経つと廃盤になっていることがほとんどです。
似たような柄を貼っていくしかありません。
でも、塗り壁の珪藻土だったら、以前の壁と新しく塗った壁と区別がつかないくらいです。
自然素材の良さって、「身体にいい」だけじゃなく、メンテナンス的にも優れているんですよね。
さて。
どんな工事でも、施主さまのご協力が不可欠です。
しかし、今回は、一番頑張ってくれたのは、わんちゃんかも!?
職人さんからも可愛がってもらいました。
みんなのアイドルでした。
ありがとね~。