2022年05月19日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
よしの の家 完成しました
創和建設のある藤野駅から高速道路を超えて山側に上がった場所にある吉野地区。
南に開けていて、日当たりと景色の良い地域となります。
築40年の中古戸建のリノベーションが終わりました。
昭和らしい建物…、といっても安っぽい素材はほとんどなく、木もぶんだんに使われいます。
キッチンと他の水廻りが分かれていて、リビングとなる部屋が狭く、お子さんたちと台所に立つことも多いけれど、台所は狭くて寒そう。
狭い廊下も無駄な空間。そしてだいぶ劣化している箇所も…雨漏りやシロアリ被害もありました。
今回の大工さんは、面倒な納まりも、自分が納得するまであきらめない石川さん。
「どこもかしこも、楽なところはないな~」と言いながら楽しそう?!
仕上がってしまうとわかりませんが、実はあちこち石川さんのこだわりが、たくさん詰まっているんです。
薪ストーブの煙突、梁のいれかえ、下がってしまった土台のジャッキアップ、張替えをしない羽目板の補修、造作の玄関引戸、床の不陸の調整…。
今回もわがままたくさん聞いてもらっちゃったな~と思いつつ、感謝!
O様の家族はご夫婦と小学生のお子さんが3人。
成長していく時間をこの家で過ごす大切な空間…それをリノベーションの軸として、Oさまと考えながら工事を進めました。
とてもセンスのよいご夫婦。そのセンスとアイデアを借りながら、家のデティ―ルを一つ一つ作っていきます。
以前貼ってあった木のタイル。
この家が住まい手と共に時間を過ごしてきたパーツを、薪ストーブの背中の壁にセルフビルドで貼り付けてくれました。
その他にも、定番の漆喰塗り、タイル張りと、セルフビルド満載です!
盛りだくさんのリノベーション。
終わってみると、お客さまと共に「あーだこーだ」言いながら造っていった空間。
お引渡しになる時は感無量です。
近隣の方にもとてもよくしていただき、子どもたちは引っ越す前から近所の子ども達とすっかり仲良しに。
藤野って住みやすいなぁとつづつく思いました。
また遊びに行ける家が増えました(笑)