2017年08月15日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
古民家 リノベーション 〜相模原
築70年以上?と思われる、古民家のリノベーションが始まりました。
南側には広縁、玄関にはお正月にお餅つきをしていんでしょうね、立派なウスが置かれています。
そして、当時は蚕を飼っていた2階の蚕棚。
屋根も堂々とした瓦が並びます。
でも、長い間手入れがしていなかったので、あちこち痛みが目立ちます。
瓦が傷み、雨漏りがしている箇所もあります。
家を長もちさせるには、やはり外装が大切。
今回のリノベーションでは、まず屋根の修理、そして2階の広間を工事します。
2階の広間は、床と壁の下地までは大工さん、あとの仕上げはお施主様がセルフで頑張ります。床は杉材、壁は漆喰を塗る予定です。
壁は土壁。
屋根の防水は、今はルーフィングシートとうう防水紙をはりますが、この建物は木の皮を重ねて敷き並べた方法で、防水していました。
電気の配線も碍子(がいし)を使っていたりと、色々なところに、歴史を感じます。
古い建物は、味があってステキですね。
その雰囲気を壊さない、維持管理を考える、その中で今の生活ができるよう、折り合いをつけながらリノベーションしていくのが大事かなと思います。
ひろーい建物にひろーい敷地。
お施主さんのKさん、お引っ越ししたら、家に関して色々構想があるようで、生活を楽しまれるのではないかと、こちらもワクワクしてます。