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2020年02月08日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ

古民家リノベーション 「蚕の家」

相模原市藤野地区、築年数…不明の古民家。

ブログでも何度か登場した古民家が、昨年末にようやく完成しました。

いわゆる伝統的な日本の間取り「田の字」プランの古民家。

すべて畳の部屋。間仕切りはほぼ襖と障子です。

雨漏りで朽ち落ちた下屋、基礎はなく、束石からいつ柱が落ちてもおかしくないほどでした。

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190701 着工 (16) 190219 現地調査 (114)

解体し

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曲がりくねった栗丸太の土台にびっくりし((+_+))

どうなることかと思いましたが。

IMG_8226 190914 2階サッシ取付 (12)

床下地ができて、気を付けなくとも歩けるようになり、外壁の防水紙を貼ってからは雨の心配もなくなりました。

あとは、いつもの工程。

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玄関の框をいれて、杉の床を張ります。

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屋根も葺き替えです。

外壁の羽目板はお施主さんが塗装します。

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新築も、リフォームも、職人さんだけが造るのではなく、お施主さま、職人、そして工務店側、三位一体の気持ちが揃ってよい仕上がりとなります。

191224 和室 (3) 191224 玄関

191224 洋室A (5) 191224 玄関 階段 (1)

191224 外観南 (2) 191224 玄関 階段

スタートした季節は夏、紅葉の秋…そして、お引き渡しできたのは冬になってしまいました。

その間も、この家の大黒柱と小黒柱は見守ってくれていました。だれもケガすることなく、お施主さんに引き渡すことができました。感謝です。

これからも住み繋いでいく家。お施主さまはもちろん、ここを訪れる方と様々な出会いが、素晴らしい時間となりますように!