2022年03月01日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
相原の古民家リノベーション ~プロローグ~
昨年6月から着工した、相原の古民家。
2月にお引渡ししました。
応援に入ってくれた大工さんが、新築が3棟建つくらい、関戸棟梁はこの現場でコツコツ頑張ってくれました。
写真を振り返ると、「よくここまで辿り着いたな」と感慨深いです。
以前は床下に川からの水が入り、柱や束が傷んでいて、家の中が坂道になってました。
そして、解体。
柱の根元は繋いである箇所もあり、こんなんで、よくもっていたなと思うくらい。家も頑張って建っていました。
屋根は以前は茅葺だったため簡易的な下地です。
基礎やさんが入り、足元を固めます。
夏の暑い日。「屋根がある現場なんで、めったにない!涼しい!」と喜んでいました(笑)
そうですよね、家づくりの順番と逆のことをしているのだから。
解体しない部屋もあるため、今ある建物に合わせて土台・柱を組んでいかなければなりません。
今時のプレカット(工場加工)はできず、関戸さんの手刻みの材料が並びます。
長田大工さんが、新築の合間に応援に来てくれました。
静かな現場に、手刻みの音が響きます。凛とした空気が流れます。
まだまだ、工事は続きます。。。