2024年04月24日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
古民家リノベーション始まりました ~山梨県 上野原市
上野原市で古民家リノベーション始まりました!
やはり築年数不明… ゆうに100年は超えています。
畳ばかりの田の字型、庭には馬小屋だったと思われる小屋と土蔵。
二階部分と小屋裏はお蚕さまを営んでいたことがわかります。
間仕切りがなく広々しています。
そして屋根裏を見上げると、茅葺屋根だった面影が。
壁はもちろん土壁。
まずはこの家の主(施主のNさん)が、解体できるところは解体していくことになりました。
そして、長い間の年月の中で住みながら増築していったと思われる部分を撤去し、建物初期の姿の形に戻し、リノベーションスタートとなります。
だいぶ床が斜めになっています。
柱も斜めになっています。
大変そうですよ!
職人さん、お施主さん、創和でチームを組んで工事開始です!
2024年02月06日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
2024年 雪の藤野
2024年01月08日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
2024年 スタートしました
2023年12月16日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
2023年 今年もありがとうございました
毎年年末になると、今年の一年どんな仕事をしたかなと振り返ります。
どんな仕事…というより、こんな人と関われた!という気持ちの方が強い気がします(笑)。
気じゃなくて、確実にそうです!
もちろんリノベーションした内容も大事なんですが…お施主さんと、そして職人さんと、創っていく楽しみの方が勝ってるのかも。
でも、このリフォームの仕事、長年携わってますが、何年経っても着工前はドキドキします。
大工さんに言わせると「そうなの?なんで?」と言われますが、ドキドキするんです。
こんな状態から、いろいろ要望を出し「こうしてほしいな~」というと、「わかった!」と対応してくれる創和の職人さんたち。
感謝してます。
以前リノベーションしたお客さんから「こんな風に住んでます」という連絡がくるととても嬉しくなります。
お引渡しをしてから、どんな風に住まうかは、お客次第。
プラン中に、こんな風に暮らしたいというイメージにわりと近い暮らし方をされている方が多い気がします。
「リフォームしてよかった」とみなさまが思えるよう、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
2023年11月24日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
榎の家 薪ストーブの火入れ式
前回ご紹介した八王子市の「榎の家」。
11月に入り、本格的な寒さの前に薪ストーブの火入れ式を行いました。
火入れ式…ちょっとおごそかな感じですが・・・薪ストーブの取り扱い説明です。
最初の打ち合わせの時から気になっていた、壁にあるこの穴。
「ストーブ入れる予定ですか?」(不要ならリフォームの機会に塞いだ方がスッキリするかなと思い)とお聞きしたところ、
「新築の時に、後々ストーブが入れられるようにメガネ石をいれておいたんだ」とのこと。
「薪ストーブ、いくらくらいするのかな?」と話しが発展し、薪ストーブやさんに来てもらうと
「この穴では薪ストーブは取付できません」とバッサリ。
でもこの機会に念願の薪ストーブを入れよう!ということになりました。
さてメガネ石…今は二重煙突で断熱材がついているので、煙突が太くなっているのでこの穴では入らないのと、煙突を上げても屋根で支えを取付する場所がありません。
「じゃあ天井から煙突を出そう、でも部屋の中から見えるところで煙突が曲がるのはかっこ悪いな」ということになり、大工さん・板金屋さん・ストーブやさんの職人さんが協力して、まっすぐ煙突をあげることができました。
初めての薪ストーブ。事前にマニュアルをよく読んでいただいていたので手順よく進みました。
火を入れるとほんわかあったかな空気が漂います。
薪ストーブ屋さんが猫アレルギーと聞き、中に入れてもらえないジジちゃん。
「まだ入れてくれないんですか~」だいぶ長いこと外で待たされてます。
ストーブをつけたら一番いい場所を占領しそうですね。
2023年10月27日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
八王子 「榎の家」完成しました
築30年近くの一戸建て。
新築の時にも設計事務所に設計を依頼し建てた建物なので、所々にこだわりの部分が見られます。
しかし、
設備な内装が古くなってきた…
家族構成が変わり暮らし方が変わってきた…
新築当初に希望通りにいかなかったところがある…
などなどの理由からリノベーションすることになりました。
「今までの雰囲気は変えたくない、でも使いやすく、心配だった設備関係は新しくして長く住める家にしたい」というのがテーマです
元々の造りを生かして、何度も打合せしながら、プランが決まり着工~完成です。
家の名前になった「榎の家」。
窓から見える庭の榎の木はずっとこの家が建つ前から見守っています。季節により、花が咲いたり、鳥がきたり。。。
榎の花ことばは「力を合わせる」「共に生きる」です。人も自然も共栄共存。
これからもずっとMさまご家族を見守っていてくださいね。
2023年08月26日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
伊勢屋酒造 第二弾 かっこいい倉庫が完成しました
相模湖 小原宿にある伊勢屋酒造さん。
お酒造りも軌道にのり、忙しくされてます。
久しぶりに「倉庫作りたいんだよね~」と相談がきました。
室内が暑くならないよう、なるべく広く…そして費用をかけず、またまた今回もセルフでできるところはセルフで造って、使えるものは使って。。。
シンプルな造り方でつくりましょう、ということでスタート。
基礎、大工工事までが終わり、外壁は今回もセルフビルドでお任せです。
「今回は漆喰じゃなくて、こんな感じの板張りにしたいんだよね~」と構想が固まっている様子。
乱張りの板は既製品だととても費用がかかってしまい…びっくりする金額!
「あの板使えればいいな…」ということで、監督の小俣のアドバイスもあり、ずっ~と使っていなかった物置の木材を使用することにしました。
長年の埃がすごそうです。
でも、すごい早さで友人たちと仕上げてくれました!
三匹の子豚の木の小屋が出来上がり…ではなく倉庫が出来上がり!
でも中は全部倉庫ではなく、半分はかっこいい部屋になっていました。
ちゃっちゃと塗装もこなし、棚も造り、しぶく!かっこよく仕上げてくれました。
お酒造りはもちろん、どんどん相模湖を盛り上げていってほしいですね。
2023年08月02日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
書斎の本棚 石川大工頑張りました
今回のご依頼は…以前リフォームさせていただいたお客様の次なるご依頼。
「壁一面に本棚と机がほしい」
図面(絵)で描くと簡単なんですが、固定棚で隙間なく、金物は使わず、ビスも見えず、壁ぴったりに造作するのは…ん?どうやって組めばいいのかな??
「どうする?石川さん」と大工の石川さんと相談。
「大丈夫!なんとかなるよ!」と頼もしい返事。
始めたものの、「う~ん、難しい…」と言いながら「家具屋さん楽しいな~」と言ってみたり(笑)
既製品のように決まったものの組み立ては、誰でもできますが、工夫して造作して造れるのは、さすが創和建設の大工さん。
難しくても頑張ります。
創和建設の他の大工さんも「え!できたの!」と感心するほど。
本人も達成感で満足気です。
「石川さん、本棚の前で記念撮影!」とおねだりしましたが、「いやいや、いいですよ」と、自分のスマホで「これは大作だ!」と記念に本棚を撮影してました。
どうやって組み立てたかは…秘密です。
2023年06月01日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
想いの家 再リノベーション(創和&セルフビルド)
7年前に古民家にお引越しされたKさま。
7年前、創和の工事から始まり、Kさんがセルフビルドでこつこつと仕上げをしました。
がらんどうだった2階の空間が、こんなにかっこよく!
久しぶりにお邪魔して。
今回は懸案だったふる~いトイレの工事。
なんとも風情のある扉(鍵がレトロ!)を開けると…
昭和感満載のトイレ
増築したらしく、ここだけは母屋より新しい感じにはなっています。が。すでにレトロなトイレです。
まずは創和建設の解体、水道、電気、大工さんが入ります。
配管・下地工事・配線が手際よくはいります。
手際よくといっても、建物は傾いていたり、土壁なので、配線が通らなかったりと四苦八苦です。
その間にKさんは、コツコツと、洗面台と壁のパネル造作を進めます。
洗面台は…材木からの手作り。丁寧に掘り進めます。
一通り、創和建設の工事が終わり、Kさんのセルフビルド待ちとなりました。
…解体を始めたのが9月、冬が過ぎ、春になり「セルフビルド工事終わりました!」とお声がかかり、工事再開です!
古い建具は開き戸を引戸に、引戸はドアに変えて取りつけします。
建具屋さんが、使わなくなった引手の穴に、手作りのかわいい松をつけてくれました。
だんだんと色が馴染んでいくでしょう。
今回、なんといってもお見事なのが、Kさんの製作したこの壁のパネル。圧巻です。
古民家をいい感じに自分色に変え、素材を厳選し、不便ながらも丁寧に住まわれているKさんのリノベーションでした(まだまだ楽しんで進行中)。
2023年04月11日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
古民家の古材利用の式台(想い出がたくさん…)
隣にある古い母屋を解体して、スッキリ暮らす減築のリノベーション。
築〇〇年(不明)の母屋には、ご家族の想い入れはたくさん詰まってます。
「上ではお蚕かっていたんだよ」「冬は寒くて、外みたいな部屋だった」等々…
でも使わない母屋をいつまでも残しておくより、壊して明るく過ごしたい!ということで解体となりました。
なにか残せないものか?と関戸棟梁と解体やさんと相談し、ケヤキの梁を残すことにしました。
なんとなく、使いにくいまま使っていた勝手口と土間。
ここもタイルを貼り、スッキリしていきます。
その土間から、1階の床に上がるには50cmくらいの高さがあります。
梁を使って式台にすることにしました。
ケヤキの梁、真っ直ぐにみえても曲がっています。まずは製材やさんで引き落としてもらいました。
その後は関戸棟梁の仕事!
梁を加工し、見えないところにボルトを入れて2本の梁を1本にくっつけます。
ケヤキなので、1m80cmの材料、1本だけでもとても重い!
「高さ、こんなもんでいいかな?」
土間が広いので4本の梁を使って、2ケ所に設置。
セルフビルドでオイルを塗ってもらい、完成です!
とても立派な式台となりました。
木目がとてもきれいです。
古いものを再利用するには手間も時間もかかりますが、やっぱり何か残るといいですね。