2022年03月25日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
相原 古民家リノベーション 第3章(苦労と技術編)
相原の古民家リノベーション 屋根工事が終わり、ほっとしたのもつかの間。
なんとなく、これからは通常の工程で進むかと思いましたが、そんな簡単にはいきません。
外壁の下地、でっこみひっこみが激しいので、下地もばらばらにつくらないと、真っ直ぐ壁が張れません。
土壁の部分もあり、大工さん泣かせの箇所がたくさん。
そんな中で…
「ここに雲筋が入った方がいいな」と天井を見上げてつぶやく関戸さん。
解体後とっておいた古い材料を引っ張り出し…加工を始めました。
苦労と言えば…残そうとした古い梁。でも腐っていてそのままになっていました。
しばらく宙ぶらりんのまま放置。
でもいつの間にか
何事もなかったかのように、つながってます(笑)素晴らしい!
石膏ボードの下地も大変です。
梁がまがっているので、曲がっているなりに加工が必要です。
通常の何倍も時間がかかりました。
そんなこんなして、だいぶ終わりがみえてきました。
あと少しで仕上げ工事に入ります!
技術編 おまけ…
この欅の継もきれいに仕上がりました!
2022年03月10日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
相原 古民家リノベーション ~第2章~
相原の古民家。
大工さんの工事はまだまだ続きます。
2階の床下地が張りえ終えると、建物がだいぶしっかりしてきました。
今回、すでにリフォーム済みの囲炉裏部屋と水廻り部分はそのままなので、雨漏りをするわけにはいきません。
通常の新築であれば、土台を敷いたら、柱や梁を組み、屋根の棟を上げる「上棟」をします。
今回はこれから上棟です!レッカー車も使いません。
まずは大工さんだけで、減築する部分を2階、そして1階を解体します。
特徴のあった曲がった梁も、解体です。
煤のついた柱や梁、大工さん達、真っ黒です。
重機は使えないので、手で解体です。壊す順番を考えないで壊してしまうと足場がなくなり危険です。
そして大きい梁、その上、しっかりしている欅や栗の材料は、重たいです。
手際よく見えますが、経験がないと大けがにつながります。
その間に解体やさんは屋根を壊していきます。
解体しているそばから、大工さんがどんどん屋根を組んできます。
なんともチームワークの良い動きで、関戸さんの指示のもと、テキパキと進めます。
古い梁もそのまま残します。
暑い夏の日、2日に渡り雨も降られず無事に上棟することができました。
2022年03月01日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
相原の古民家リノベーション ~プロローグ~
昨年6月から着工した、相原の古民家。
2月にお引渡ししました。
応援に入ってくれた大工さんが、新築が3棟建つくらい、関戸棟梁はこの現場でコツコツ頑張ってくれました。
写真を振り返ると、「よくここまで辿り着いたな」と感慨深いです。
以前は床下に川からの水が入り、柱や束が傷んでいて、家の中が坂道になってました。
そして、解体。
柱の根元は繋いである箇所もあり、こんなんで、よくもっていたなと思うくらい。家も頑張って建っていました。
屋根は以前は茅葺だったため簡易的な下地です。
基礎やさんが入り、足元を固めます。
夏の暑い日。「屋根がある現場なんで、めったにない!涼しい!」と喜んでいました(笑)
そうですよね、家づくりの順番と逆のことをしているのだから。
解体しない部屋もあるため、今ある建物に合わせて土台・柱を組んでいかなければなりません。
今時のプレカット(工場加工)はできず、関戸さんの手刻みの材料が並びます。
長田大工さんが、新築の合間に応援に来てくれました。
静かな現場に、手刻みの音が響きます。凛とした空気が流れます。
まだまだ、工事は続きます。。。
2022年02月10日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
相模原 牧野の古民家 リノベーション中です
相模原 藤野地区の牧野、相原の古民家に続き、古民家リノベーション中です。
南向きでお庭も広く、趣きのある、平屋の古民家です。まずは施工前の写真。
間取りはいわゆる「田の字プラン」8畳の和室が4部屋。
何度か手をいれているようで、増築したり、土間をなくして床を張ったりしています。
大工さんはベテランの中村棟梁。
柱がゆがんでいたり、水平がとれていなかったり、悩みながら進めていきます。
LDKになる部屋の天井裏が高く、解体すると古い梁が見えてきました。
せっかくなので、天井の高さを上げて梁を見せることにしました。
南側のサッシも玄関の引分戸も、アルミに変えられていましたが、木製に戻します。
相原の古民家の木工事が終わり、ベテラン大工の関戸さんと、森川君が参戦。
縁側のお茶飲みも、とっても絵になる(ほっこり)。監督の村越も一緒に日向ぼっこしながら休憩時間です。
日本のよき風景という感じ。
お引越しする前から、ご近所から熱烈大歓迎のSさまご家族。
ご近所さんも現場に顔だし、大工さんも加わって、わいわい世間話が始まります。
完成後、どんな暮らしになるのか、今から楽しみです。
2021年11月10日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
藤野 大和家さん リニューアルオープンしました!
お待たせしました!
11月1日 大和家さんがリニューアルオープンしました!
化学調味料は一切使わず、地元農家さんの心のこもった野菜の味を生かした料理が定評で、地元の方にはもちろん、幅広く愛されているお店です。
オーナーの大和さんは、白金で創作中華のお店をオープン。本格中華の味で人気店に。
その後藤野に移住し、大和家をオープンし6年。
この度スケルトンリノベーションをして、新たにスタートです!
キッチンもピカピカです。
工事中も「今度はどんなメニューにしようか、考えるだけでわくわくする」と、話すオーナー。
新メニューも増えて、そしてお酒も解禁になりました!
スイーツも新メニューですよ~。
みなさま、相模原市のはしっこ、でも味はど真ん中!の大和家へどうぞお越しくださいね。
2021年10月30日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
大和家さん オープン間近です!
相模原市緑区日連にある、創作中華の「大和家」さん。
スケルトン工事から1ケ月半、職人さんの頑張り、オーナーさん、関わってくださった皆さんのお力でなんとか短期間で工事がほぼ終わりました。
11月1日のオープンを迎えるばがりとなり、ほっとしています。
工事があらたかた終わると、今度はスタッフさん総出でお店の準備が始まりました。
入口の扉はstudio Y’es. が取付。
照明や棚の配置など、総合プロデュースはstudio ikb+の池辺さん。
オーナーさんの人柄で、得意分野を生かした人が集まって、どんどん開店準備が進みます。
またおいしいお料理が楽しめますよ(お酒も)!
11月1日リニューアルオープンの大和家、これからもどうぞごひいきに~
2021年09月30日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
相原 古民家リノベーション
2021年09月20日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
相模原市 藤野(地元♡)創作中華「大和家」さんリニューアル工事始まりました
創和建設がある藤野のお店、創作中華の大和家(やまとや)さん。
リニューアル工事が始まりました。
藤野の地域ファンディングで2015年にオープンして、6年。すっかり藤野顔のお店となりました。
解体が始まると、ちょっと寂しい感じでしたが…
もうそんなこと言ってられません!
マスターも「何にもなくなっちゃった…、でもわくわくするね~」。
お友達の設計士「ikb+の池辺さん」を巻き込んで(笑)、仕様決めを進めています。
そして地元のステキな家具やさん「studio Y.E’S」さんがドアと家具を作ってくれます。
店内には、2階で創作活動の励んでいる奥様の「くらして」さんの展示スペースもつくります。
どんなお店になるか、楽しみにしていてくださいね!
そうそう…新メニューも考案中とか…
2021年08月26日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
相模原市 自然素材のマンションリノベーション
相模原駅のすぐ近くのマンション。
ご夫婦と未就学児のお子さんの3人暮らしのご家庭です。
空間の広さが決まっているマンション。水廻り以外は、さほど間取りの制約が木造よりありません。
どんな風に生活をしたいだろう?
10年後はどうだろう?
どんな空間にしたいだろう?というところから考えていきました。
第一に気持ちよく、そして効率的で有意義なスペースにしようと、「ああしよう」「こうしよう」を積み重ねてプランが決定。
自然素材をふんだんに使ったマンションリノベーションが完成しました。
家の名前は『季彩る栖(とき いろどる すみか)』
以下N様の家の名前の由来について、コメントです(ステキ!)
「朝陽が映る爽やかな木肌、夕陽が差込んでオレンジ色に染まる温もり、その一瞬ひと時、四季折々の表情を豊かに彩る自然と調和された栖。いついつまでも木の年輪のように重ねて多彩な模様をつくり、そこに居て落ち着くような場所」
うっとりするような表現で、名前を考えていただき、ありがとうございます!
いつものことですが、長い時間にわたり、お付き合いしたお客さまとそして現場、完成するとほっとするのですが、寂しい気持ちになりますねぇ。。。
2021年07月23日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
小平 フルリノベーション完成しました
小平の一戸建て。フルスケルトンリノベーションが完成しました。
スキップフロアの間取り、細切れの動線、暗い和室。どうしても住みにくい家……長細い家間取りをデメリットからメリットに生かした間取りに変えたことで、見通せる、気持ちの良い家になりました。
剥がれてしまったシート張りの新建材の窓枠や、傷がついて剥がれてきた床から、全て無垢材の空間になりました。
メインは杉ですが、所々に栗材を取り入れたことで、グッと空間が締まります。
工事期間約5ケ月、長い工事となりました。
お客さまのKさまと、職人さん、創和建設と、みんなで協力しながら「空間を造ってきた」と感じられるリノベーションでした。
終わるころには「終わっちゃうの寂しいわね~」と。。。終わらなければ困るけど、なんとも離れがたい現場となりました。ワン!