2023年11月24日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
榎の家 薪ストーブの火入れ式
前回ご紹介した八王子市の「榎の家」。
11月に入り、本格的な寒さの前に薪ストーブの火入れ式を行いました。
火入れ式…ちょっとおごそかな感じですが・・・薪ストーブの取り扱い説明です。
最初の打ち合わせの時から気になっていた、壁にあるこの穴。
「ストーブ入れる予定ですか?」(不要ならリフォームの機会に塞いだ方がスッキリするかなと思い)とお聞きしたところ、
「新築の時に、後々ストーブが入れられるようにメガネ石をいれておいたんだ」とのこと。
「薪ストーブ、いくらくらいするのかな?」と話しが発展し、薪ストーブやさんに来てもらうと
「この穴では薪ストーブは取付できません」とバッサリ。
でもこの機会に念願の薪ストーブを入れよう!ということになりました。
さてメガネ石…今は二重煙突で断熱材がついているので、煙突が太くなっているのでこの穴では入らないのと、煙突を上げても屋根で支えを取付する場所がありません。
「じゃあ天井から煙突を出そう、でも部屋の中から見えるところで煙突が曲がるのはかっこ悪いな」ということになり、大工さん・板金屋さん・ストーブやさんの職人さんが協力して、まっすぐ煙突をあげることができました。
初めての薪ストーブ。事前にマニュアルをよく読んでいただいていたので手順よく進みました。
火を入れるとほんわかあったかな空気が漂います。
薪ストーブ屋さんが猫アレルギーと聞き、中に入れてもらえないジジちゃん。
「まだ入れてくれないんですか~」だいぶ長いこと外で待たされてます。
ストーブをつけたら一番いい場所を占領しそうですね。
2023年10月27日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
八王子 「榎の家」完成しました
築30年近くの一戸建て。
新築の時にも設計事務所に設計を依頼し建てた建物なので、所々にこだわりの部分が見られます。
しかし、
設備な内装が古くなってきた…
家族構成が変わり暮らし方が変わってきた…
新築当初に希望通りにいかなかったところがある…
などなどの理由からリノベーションすることになりました。
「今までの雰囲気は変えたくない、でも使いやすく、心配だった設備関係は新しくして長く住める家にしたい」というのがテーマです
元々の造りを生かして、何度も打合せしながら、プランが決まり着工~完成です。
家の名前になった「榎の家」。
窓から見える庭の榎の木はずっとこの家が建つ前から見守っています。季節により、花が咲いたり、鳥がきたり。。。
榎の花ことばは「力を合わせる」「共に生きる」です。人も自然も共栄共存。
これからもずっとMさまご家族を見守っていてくださいね。
2023年08月26日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
伊勢屋酒造 第二弾 かっこいい倉庫が完成しました
相模湖 小原宿にある伊勢屋酒造さん。
お酒造りも軌道にのり、忙しくされてます。
久しぶりに「倉庫作りたいんだよね~」と相談がきました。
室内が暑くならないよう、なるべく広く…そして費用をかけず、またまた今回もセルフでできるところはセルフで造って、使えるものは使って。。。
シンプルな造り方でつくりましょう、ということでスタート。
基礎、大工工事までが終わり、外壁は今回もセルフビルドでお任せです。
「今回は漆喰じゃなくて、こんな感じの板張りにしたいんだよね~」と構想が固まっている様子。
乱張りの板は既製品だととても費用がかかってしまい…びっくりする金額!
「あの板使えればいいな…」ということで、監督の小俣のアドバイスもあり、ずっ~と使っていなかった物置の木材を使用することにしました。
長年の埃がすごそうです。
でも、すごい早さで友人たちと仕上げてくれました!
三匹の子豚の木の小屋が出来上がり…ではなく倉庫が出来上がり!
でも中は全部倉庫ではなく、半分はかっこいい部屋になっていました。
ちゃっちゃと塗装もこなし、棚も造り、しぶく!かっこよく仕上げてくれました。
お酒造りはもちろん、どんどん相模湖を盛り上げていってほしいですね。
2023年08月02日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
書斎の本棚 石川大工頑張りました
今回のご依頼は…以前リフォームさせていただいたお客様の次なるご依頼。
「壁一面に本棚と机がほしい」
図面(絵)で描くと簡単なんですが、固定棚で隙間なく、金物は使わず、ビスも見えず、壁ぴったりに造作するのは…ん?どうやって組めばいいのかな??
「どうする?石川さん」と大工の石川さんと相談。
「大丈夫!なんとかなるよ!」と頼もしい返事。
始めたものの、「う~ん、難しい…」と言いながら「家具屋さん楽しいな~」と言ってみたり(笑)
既製品のように決まったものの組み立ては、誰でもできますが、工夫して造作して造れるのは、さすが創和建設の大工さん。
難しくても頑張ります。
創和建設の他の大工さんも「え!できたの!」と感心するほど。
本人も達成感で満足気です。
「石川さん、本棚の前で記念撮影!」とおねだりしましたが、「いやいや、いいですよ」と、自分のスマホで「これは大作だ!」と記念に本棚を撮影してました。
どうやって組み立てたかは…秘密です。
2023年06月01日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
想いの家 再リノベーション(創和&セルフビルド)
7年前に古民家にお引越しされたKさま。
7年前、創和の工事から始まり、Kさんがセルフビルドでこつこつと仕上げをしました。
がらんどうだった2階の空間が、こんなにかっこよく!
久しぶりにお邪魔して。
今回は懸案だったふる~いトイレの工事。
なんとも風情のある扉(鍵がレトロ!)を開けると…
昭和感満載のトイレ
増築したらしく、ここだけは母屋より新しい感じにはなっています。が。すでにレトロなトイレです。
まずは創和建設の解体、水道、電気、大工さんが入ります。
配管・下地工事・配線が手際よくはいります。
手際よくといっても、建物は傾いていたり、土壁なので、配線が通らなかったりと四苦八苦です。
その間にKさんは、コツコツと、洗面台と壁のパネル造作を進めます。
洗面台は…材木からの手作り。丁寧に掘り進めます。
一通り、創和建設の工事が終わり、Kさんのセルフビルド待ちとなりました。
…解体を始めたのが9月、冬が過ぎ、春になり「セルフビルド工事終わりました!」とお声がかかり、工事再開です!
古い建具は開き戸を引戸に、引戸はドアに変えて取りつけします。
建具屋さんが、使わなくなった引手の穴に、手作りのかわいい松をつけてくれました。
だんだんと色が馴染んでいくでしょう。
今回、なんといってもお見事なのが、Kさんの製作したこの壁のパネル。圧巻です。
古民家をいい感じに自分色に変え、素材を厳選し、不便ながらも丁寧に住まわれているKさんのリノベーションでした(まだまだ楽しんで進行中)。
2023年04月11日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
古民家の古材利用の式台(想い出がたくさん…)
隣にある古い母屋を解体して、スッキリ暮らす減築のリノベーション。
築〇〇年(不明)の母屋には、ご家族の想い入れはたくさん詰まってます。
「上ではお蚕かっていたんだよ」「冬は寒くて、外みたいな部屋だった」等々…
でも使わない母屋をいつまでも残しておくより、壊して明るく過ごしたい!ということで解体となりました。
なにか残せないものか?と関戸棟梁と解体やさんと相談し、ケヤキの梁を残すことにしました。
なんとなく、使いにくいまま使っていた勝手口と土間。
ここもタイルを貼り、スッキリしていきます。
その土間から、1階の床に上がるには50cmくらいの高さがあります。
梁を使って式台にすることにしました。
ケヤキの梁、真っ直ぐにみえても曲がっています。まずは製材やさんで引き落としてもらいました。
その後は関戸棟梁の仕事!
梁を加工し、見えないところにボルトを入れて2本の梁を1本にくっつけます。
ケヤキなので、1m80cmの材料、1本だけでもとても重い!
「高さ、こんなもんでいいかな?」
土間が広いので4本の梁を使って、2ケ所に設置。
セルフビルドでオイルを塗ってもらい、完成です!
とても立派な式台となりました。
木目がとてもきれいです。
古いものを再利用するには手間も時間もかかりますが、やっぱり何か残るといいですね。
2023年02月22日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
ピアノと星とアトリエのある家 日野にできました
引っ越ししたら…
「グランドピアノを置きたい」
「望遠鏡を積んでたくさん星を見に行きたい」
という旦那さんと
「アトリエをつくる」
という陶芸家の奥さま
日野市の住宅街の一軒家。
住宅街とは思えないほど、家の周りには緑がたくさん。
そしてご近所さんが、ほどよくいい感じ、がします。
中古を購入して、リノベーションです。
もともと、「古家付」で売り出された土地。
でも「まだ使えるよね。大事にしたいよね」ということで始まったリノベーション計画。
昭和感満々の部屋ばかり。
LDKはピアノを置くのと、部屋の雰囲気からナラの床に漆喰。
普段使う寝室や書斎は杉の床、アトリエはタイル張の自然素材リノベーションになりました。
ほどよく昭和感も残りました。
費用をかければよいというわけでもありません、Iさんと工夫をしながら仕様を決めていき、おおよそ予算内で納まりました。
工夫といえば、洗面台のタイル張、四苦八苦しながらも奥様が張りました。さすが陶芸家、焼き物とは仲良し。
アトリエの壁の塗装もセルフビルドです。
和室の部屋をアトリエにしたため腰窓が低い位置にあり、近隣の窓からよく見えてしまいます。
作業台より窓が下になってしまうし、なんとかならないかなぁ…ということで、障子をはずし、古い建具をいれました。
お引渡しのあと、グランドピアノが入り、ご主人の演奏を聞かせていただきました。
大好きな我が家が、また一件完成しました。
2023年02月10日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
古民家茶屋 「市」OPENです!
昨年完工した相原の古民家「耕地の家」(…施工事例では、まだお目見えしてませんが)
1年近くかけて再生した古民家。
住まいの一角に併設したカフェがオープンしました。
名前は「古民家茶屋‘市’」
中に入ると、立派な梁とほんわか囲炉裏がお出迎え。
メニューはもちろん和の甘味。
おしるこ、和栗を使ったお菓子、きなこ餅、抹茶ラテ…どれもおいしそう。
メニューはこれから追加されていくとのこと。
昔使っていた足踏みミシンを工事の最後に作り替えしてテーブルに。
2階席のお水置きに使っていただけていました。
オーナーの想いのつまった空間で、夢だったカフェのオープンに携われて、こちらも感無量です。
「お会計」の横には大黒さま
しばらく倉庫の奥にしまっていて出番がありませんでしたが、今度は「市」の繁盛のためにお目見えしました!
「大きな米俵」と「にこやかなほほ笑み」。
古民家茶屋「市」に来たら、福がくること間違いなし!
2022年11月23日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
2022 Sunny Side Walk 開催中です
2022年07月30日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
リノベ~その後…「あおいの家」訪問
相模原市藤野地区。藤野にある学校に通うため、中古住宅を購入し、リノベーション工事をした「あおいの家」 住み始めて1年半経ちました。ちょっとおじゃましてきました。
築40年前後でわりとよくある、ダイニングキッチンに和室がついているタイプの間取り。
お子さんも小さいので、見渡せる空間に、一部屋にしてしまいます。
最初のご要望はここまで…でしたが、「押し入れの部分、ちょっと遊びましょう」とご提案。
「いやいや収納が…」と躊躇されていましたが。。。
DKと和室の堺にある下がり壁を撤去、畳部分はDKと同じ床材で仕上げます。
杉材のキッチンに交換です。
元押入にはソファを置いて、こもれるスペースに。
床の間には、ご主人がDIYで棚を作り、いろいろな小物が収納されています。
洗濯機と洗面台のスペースがとても狭かった脱衣室。
和室の押入部分を洗濯機置き場に取り入れて、脱衣室を広くしました。
工事の終盤。仕上げの漆喰塗り。「自分でやってみます?できますよ、やりましょう」とご提案。
お子さんも一緒に、とても楽しんで塗り上げてくれました。
この先、引っ越してくるお友達の家にも、漆喰塗の講師として招かれること間違いなし!の腕前になりました。
小さな手形もペタン!
夕方伺うと、たいていお友達が遊びに来ています。
家の中、外へと、子どもたちが走り回ります。
暖かな人の関係がこどもたちを育てていきます。