2016年01月29日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
建築士定期講習
7年前に建築士法が改正され、「建築士事務所に属する建築士は、3年ごとの建築士定期講習を受けることが義務化」となりました。
創和建設は、建築の工事を請け負う際に必要な「建築業の許可」はもちろんありますが、実は建築士事務所の登録もしているんですよ。
なので、建築士事務所に所属している建築士なので定期講習を受けてきました。
建築基準法は世の中の動きや、新技術の開発で改正が多く、常に新しいことを知る意味では有意義な講習となりました。
建築士の資格を取得してから、20年(ちょい)…その頃習った法律的なことはもちろん、建築と環境の関係も大きく様変わりしています。
そして、環境問題では、都市部のヒートアイランドを引き起こす気温上昇幅にはびっくり。
過去100年間で地球全体の気温上昇率は0.7℃程度、しかし東京における年平均気温は約2℃上昇しているそうです。原因としては緑地・水面の減少による舗装面の増加・地表面からの水分蒸発の減少・エアコンの使用増大等、1930年頃までは数日だった熱帯夜も年間30~40日に急増している(教科書丸写し)…数字で聞くとリアリティがあります。
廃材処理やエネルギー問題など、建築が環境に及ぼす影響ってすごく大きんです。国もサステナブル(地球環境に配慮し持続可能)な社会を目指して建築にも様々な指針を立てています。
建築に携わる私たちが「人にも環境にもやさしい住まい」目指して、未来の子供たちが住みやすい環境を残したいですね。
いろいろなことが知れて楽しかった反面、定期講習は最後に「修了考査」があり…プレッシャーの中1日受講してました。。。疲れましたヽ(´▽`)/
2016年01月17日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
自然素材で子供部屋を増築
「お神楽」と聞いて、何を思い出しますか?
神社での舞?と思いますよね。
建築で「お神楽」というと、1階の上に2階を増築することをいいます。
今回は「お神楽」で3室だった2階の部屋を4室+収納にする工事です。
1階の屋根を取り壊し、2階の骨組みを組んでいく…天気の具合を見ながら工事を進めないと、1階の部屋がとんでもないことになってしまいます(汗)。
しかし、今回は施主さんの行いが良かったためか、雨にも降られず、2階の骨組みが組みあがり、しっかり雨仕舞いができ、工事が順調に進みました(出際よく仕事を進めてくれた大工さんたちにも感謝!)。
仕上がった小学校5年生のお嬢さんの部屋です。
絵が上手なんですよね~。
チョークで書いたとは思えない細かさ。すぐに「ハガキ」とわかります。
こちらは御夫婦の寝室。
そして、増築して少しだけ狭くなったご主人の部屋。
9年前に建てた時の仕様は、床は無垢杉材、壁は珪藻土です。
新建材の床材だったら、9年前の商品では品番や品揃えが変わってしまっているので、同じもので張り替えるということは出来なかったしょう。
そこは無垢材!年数が経っても同じ材種の床材を貼れば、違和感なく馴染みます。
手前が9年前の床。奥が今回張った杉の無垢材です。
ほどんど区別がつきませんね。
壁材もそうです。クロスだと年数が経つと廃盤になっていることがほとんどです。
似たような柄を貼っていくしかありません。
でも、塗り壁の珪藻土だったら、以前の壁と新しく塗った壁と区別がつかないくらいです。
自然素材の良さって、「身体にいい」だけじゃなく、メンテナンス的にも優れているんですよね。
さて。
どんな工事でも、施主さまのご協力が不可欠です。
しかし、今回は、一番頑張ってくれたのは、わんちゃんかも!?
職人さんからも可愛がってもらいました。
みんなのアイドルでした。
ありがとね~。
2016年01月07日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
2016年創和リフォーム工房スタートしました。
新年あけましておめでとうございます。
本日より創和リフォーム工房は仕事始めです。
昨年、出会えたお客さまにたくさん出会えたこと、大変感謝しております。
引き続きお付き合いよろしくお願いします。
そして、本年も素敵な出会いを楽しみにしています。
これからもリフォームを通じて、心地よい空間を作っていきたいと思っております。
2016年もどうぞよろしくお願いします。
創和リフォーム工房
2015年12月30日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
年末の恒例行事…餅つき
毎年、年末に近所の庭先で(といっても、とっても広い!)その家に関わってきた人やご近所・友達を呼んで、お餅つきをしています。
中心となって動いている私たち世代が、小さかった頃、家で餅つきをしていたわけではありません。
でも、人とのつながりを大切にしたい、子供達に日本の行事を伝えていきたいという想いで始めた餅つき。
気が付くと今年で11回目。
小さくて、来ても走り回るだけだった子供達が、すっかり大きくなり、手馴れた手つき腰つきで、お餅をついてくれます。
少し大きくなった小学生たちは、お米を蒸すためのせいろの火に薪をくべてくれます。
「これやって」と言ったわけでもないのに、黙々と火の番人をしてます。
初参加の小さな女の子は、おばあちゃんとお母さんに教えてもらいながら、つきたての熱いお餅を丸めます。
つきたてのお餅を頬張りながら、「今年一年はこんな年だったよ」「今こんなことやってるよ」という会話や、若者が人生の先輩たちからアドバイスをもらったり、逆に若者の文化に触れたりと、垣根を越えて話が弾みます。
そして、今年一年が無事に暮らせたことに感謝し、来年が良い年になるといいねと言いながら、今年の餅つきも終了。
笑顔とお餅を抱えながら、それぞれ帰途につきました。
今年、創和のリフォームに関わっていただいたお客様や職人さん、創和のスタッフに感謝しながら、
来年も皆様に普通の幸せが訪れることを願い、今年のブログは終了。
2016年も創和リフォーム工房をよろしくお願いします。
2015年12月12日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
無垢材の床
秋の始まりの9月にリフォームした富士吉田の家。
縁側から見える富士山に、仕事中ですが(笑)ほっと一息、癒されるひととき。
お施主さまの「この景色を大切にしたい」という気持ちが充分にわかる、ステキな場所です。
建物は大工さんが丁寧に建てたことが良くわかる、和風住宅です。
そして、お施主さんも大切に使われてきたことがすぐにわかります。
今回リフォームしたのは、和室の4室。
畳からフローリングに変えました。
台所の床はそのまま。
その床のきれいな事!
30年ほど使い込んでいると思います。
無垢材の経年劣化って、こんなにきれいなんです。
これからまだまだ使い込むと、更に味が出てきます。
本物の素材の良さは、まだまだ続きます。
2015年12月12日 / 創和リフォーム工房スタッフブログ
はじめまして「創和リフォーム工房」です。
創和建設というと自然素材の新築住宅を創っている…というイメージではありませんか?
新築ばかりではないんです、
リフォーム・リノベーションのご相談もお任せください。
創和のリフォームは、お客様と建物と向き合い、「困った!」を「リフォームして良かった」に変えていきます。
今お住いの建物の良い所、使いにくいところ、困っていること等々、一番わかっているのは使っているお客さま自身です。
「ここから見る景色が好き」
「この場所が一番風が通るのよ」
「収納場所が少なくて…置き場に困ります」
「家事動線が悪くて、洗濯も炊事も疲れちゃいます」。
「趣味のモノをおしゃれに収納したい」
「コンセントがここに欲しい~!」等々…
住んでからわかることってたくさんありますよね。
そんなお客様のことを、たくさん聞かせてください。
あなたが「心地よく暮らせる空間」を一緒に考えていきましょう。
ブログにて、現場のことリフォームの知恵等、発信していきます。
時々覗いてくださいね。